【上の作品は高校性の生徒さんの作品(デッサン)です】
まずは、高校生の生徒さんによる「手のデッサン」をご紹介します。
手は形が複雑で描くのが難しいモチーフですが、今回が初挑戦となりました。
輪郭の形を正確に捉えるのも難しいのですが、それをさらに立体的に表現するのは一層難易度が上がります。
生徒さんは、描いている部分に意識が集中しすぎてしまう傾向があったので、もう少し広い範囲を見て全体を比較しながら描くようアドバイスをしつつ進めていきました。
最終的には、全体のバランスを見ながら描き進めることができ、しっかりと完成させることができたと思います。
こちらは、20代の生徒さんの描き途中の「ビンのデッサン」です。
以前取り組んでいたデッサンに比べ、描くスピードがかなり上がってきました。
透明な素材の質感を表現するには、少し特殊な描き方が必要です。
そのポイントをアドバイスしながら、進めています。
こちらは、別の20代の生徒さんが描いている、描き途中の油絵です。
まだ描き始めの段階ですが、短時間でモチーフの特徴をしっかり捉えています。
ただ、パース(遠近法)の部分で見落としがあったため、次回はそこを意識的に確認しながら進める予定です。
こちらは、最近入会した20代の生徒さんによるデッサンです。
初心者ということで、まずは立方体を描いてもらいました。
最初は形のズレに気づけず苦労していましたが、観察を通じて自分でそのズレを見つけられる力がついてきました。
現在は、円柱のデッサンを描いています。
こちらは、年賀状をお二人で描いた作品です。
左側は90代の生徒さん、右側は60代の生徒さんによるものです。
実際の年賀状には色付きの枠はありませんが、ブログ上で見やすくするために付けています。
お二人とも参考にしたい絵をそれぞれ用意していただき、水彩で丁寧に描き上げました。
とても素敵な年賀状に仕上がりました。
今年の授業風景ブログはこれで最後となります。
それでは、皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!