↑東京都現代美術館
最近生徒さんと展示についての話題がありました。
そこで、オススメしてた展示の紹介をします。
ちょうどお盆休みなので、美術館にいってみてはいかがでしょうか?
※著作権の関係で作品画像はアマゾンの商品バナーを使用しています
①東京都現代美術館(MOT)
「デイヴィット・ホックニー展」
11月5日まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
現代美術館は東京都江東区にある美術館で最寄り駅は、清澄白河です。
清澄白河駅周辺は、美術館まで向かう道に古い商店街があったり、まわりお寺が多い印象です。
また、駅の周辺には私がよく見に行く現代作家を取り扱ってる「HARMAS GALLERY(アルマスギャラリー)」というギャラリーもあるので、展示をやっていれば覗いて見てもいいかもしれません。
HARMAS GALLERY(アルマスギャラリー)のフェイスブックへのリンク
美術界隈では去年から話題だったホックニー展。
私も、去年からずっと気になっていました。
ホックニーは存命するペインターの中では、レジェンド中のレジェンドです。
印象としては、全体的に明るく軽やかな表現で、明らかにセンスがいいという感じです。
また、ホックニーはPCのペイントツールの初期頃から、デジタルで描いたり、絵画的なアプローチの写真を組み合わせた作品など、表現の幅が広いです。
今年一番の注目されている展示と言っても過言ではないので、オススメです。
また、現代美術館には常設展もあり、こちらの作品も非常に見応えがあります。
ちなみに、ホックニーの絵こんな感じです↓
②アーティゾン美術館<東京>
「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」
8月20日まで
休館日:月曜日
アーティゾン美術館は、東京駅の八重洲口の近くにあります。
昔はブリジストン美術館という名称でした。
八重洲口の地下はお土産や食事が出来る場所などが多くあります。
ちなみに、JRの東京駅の丸の内北口には「東京ステーションギャラリー」という美術館もあります。
抽象画がテーマですが、完全に何を描いているかわからない抽象画や、抽象表現主義(説明は省きます)の時代ものだけではない、非常に年代や、作家などの幅が広い展示です。
美術館HPにも記載されていますが、印象派ぐらいから現代作家の抽象表現までといろいろあるので、1つの会場で見るにはお得感があります。
分厚い図録もあるのですが、他の美術館と比べると手頃な価格でありがたかったです。
展示されている作家の一部を紹介します↓
③ポーラ美術館<箱根>
「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画 横山大観、杉山寧から現代の作家まで」
12月3日まで
会期中無休
ポーラ美術館は箱根ある美術館です。
箱根自体観光地ですが、ポーラ美術館もとても広く、景色がよく見える美術館です。
展示内容としては日本画の現代も入れた歴史がテーマの展示です。
ちなみに「日本画」とは、明治以降の日本の伝統的な絵画技法(岩絵具を使用したり、水墨画など)を使用した絵画のことをいいます。
油絵を「洋画」と読んだことに対して出来た、概念で、技法に国名がつくの実はちょっと変です。
知り合いのギャラリーのオーナー曰く、かなり力を入れた展示とのことなので、観光も含みて行ってみてもいいかもしれません。
ちなみに、展示されている作家を見ると、岸田劉生、藤田嗣治などの油絵(洋画)の作品が比較としてあったり、別ジャンルのものもあります。
展示されている作家の一部を紹介します(基本的に古い作家の紹介になります)↓
以上、この夏にオススメの美術館の展示について紹介しました。
そろそろ、終わる展示もあるので、興味がある展示に足を運んで見ることをオススメします。
また、予約が必要場合もあるので、一度美術館のHPで確認することもオススメします。