リフォーム中の新しい教室スペースの写真をふと見たところ、とても悪い構図でしたのでそのことについて話します(笑)
上の写真は自然な空間を描く場合に選んではいけない構図になります。
どこが問題がわかるでしょうか?
ちなみに部屋が散らかっているのは基本的に関係ないです(笑)
正解はコチラ
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正解はこの机です。
何が良くないかは次の写真を見てみましょう。
この黄色い線を引いた状態だとわかると思うのですが、
床面の縦横の線とぴったり重なっています。
こうなってしまうと机が手前にあるかどうかが非常に分かりづらいです。
今回の写真や生徒さんなどを見ているとどうも人は無意識に物の角度を揃えてしまうことがあるように思えます。
日常空間で別々の物が平行の角度になることなどはかなり少なく不自然な(意図的な)状態です。
また、奥に立て掛けてあるダンボールも机の上に載っているか床に置いてあるかが分かりづらくなっています。
実際は黄色線で輪郭を描いたように本来は床の線よりも前に出ています。
そんなことで、今回はたまたま悪い構図が撮れた写真についてお話しました。
ポイントとしてこのような構図を選んでしまうとそのまま写せたとしても立体感が分かりづらい絵になってしまいます。
写真を参考に描く場合でも「どのような写真を選ぶか」を注意しましょう。