こちらの生徒さんは描き途中のデッサンを進めています。
今回は進めて行くうちに全体の明暗が似て来てしまったのでもう一度どこが明るいか暗いかをグループ分けしてみるなど大きな明暗の流れを確認しながら描きました。
特に中盤から後半に描きこんで、絵を離れて見ると全体的に明暗が似てしまうことはよくあるので後半は手数ではなく、どこに描くとより効果的を考え完成されるイメージを持ちながら描くことが大切です。
こちらは水彩画の生徒さんです。
今回は、はがきサイズの画仙紙に陶器の人形を描いています。
特に右側の作品は今まで見た中で一番顔の表情が良い作品になりました。
こちらも水彩画の生徒さんで今回はスケッチを描きました。
部分の描写力や明暗の入るリズムなどとても安定して良いと思います。
課題としてはカゴに入っているモチーフの接地部分を見てみると明らかに浮いている状態なので部分を描きこむ前に基礎的な構造(垂直、水平、接地、距離など)を確認することが大切です。
これは、部分(細部)を描くことが得意な方によくあることでもあります。
こちらの生徒さんはアクリル画の生徒さんで前回に引き続き、三原色(今回は+ピンク))と白をつかって描きました。
今回は赤系のモチーフを集めて描いたので色の違いを出すのになかなか苦労していました。
絵具を使う上で色を自分で自由につくることはとても大切なのでまずはいろいろ描いて色の混ぜ方(混色)を学ぶことが大切です。
ちなみに講師は「色(絵具など)を使うこと」と、「物を立体的に描くこと」は別の技術として分けることが重要と考えています。
慣れないうちに両方いっぺんにしようとすると難しいので初心者の方はまずはどちらかに絞って(どちらかは気にしないで)描くことをおすすめします。
こちらはデッサンの生徒さんですが今回はパステル画(の下絵)を描いています。
参考にして描きたい絵があるとリクエストがあったのでそれを進めています。
元の絵を参考にしながら自分でやりたいことがあったら積極的にすることを進めたところ、画面の中のストーリーを考えていろいろ進めていたので面白い作品が出来そうです。