※今回ピンボケや画質の荒い写真などが多めにあります。
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上の画像は油絵の生徒さんで静物を描きはじめています。
今回、物を立体的に描くことを特にテーマにしているので色彩は出来るだけ抑えて、モノトーン調で描いています。
<1>~<3>写真を見ると序盤の進み具合がわかると思います。
最初<1>の下絵は特に象の置物が縦長になっている感じや三角形の立体が横長になっている印象があります。
<2>では静物のおおまかな形がとれました。コップなどは補助線を引いて基準をつくり、正確に描けるようにしています。
工業製品はフリーハンドで描かないでこのように補助線を引くことが大切です。
<3>で色を使いはじめました。
ちなみに今使っている絵具は油絵具ではなく水性のアルキド絵具(アキーラ)というものを使用しています。
油絵具はどうしても乾燥に時間がかかるので序盤は乾燥の早い水性絵具で描き、あとから油絵具を使っていきます。
油絵を短時間で描きたいときにはこのような方法で描くこともできます。
こちらはデッサンの授業で描いているのは新しく教室に入会した小学六年生の生徒さんです。
体験入学で箱を描いてみて、今週は球を描きました。
どちらも1回の授業で描いているのですが短時間でとてもよく描けているので驚いています。
こちらの生徒さんは別の教室に通っていたこともあり、小学生ながらある程度の基礎を知っていました。
ちなみにこの教室の対象者は中学生以上なのですが、こちらの生徒さんのように物を写実的に描くことに興味があり集中して授業が出来るとこちらで判断した場合は例外としています。
こちらの生徒さんも新しく入会した女性の方です。
この方も以前絵画教室に通っていたことなどもあり、とてもきれいな線で描いています。
今回からペリエの瓶を描き始めましたがこの段階でもガラスの硬質な感じが出てきています。
こちらの生徒さんは絵画造形の授業の方でこのときはうちわに水彩絵の具で絵を描きました。
うちわにとても大きくモチーフを描いて生き生きとした表現になっています。
こちらは水彩の生徒さんです。
ここ何週か下絵をいろいろと描いています。
構図として「I字」見えるようにしながら葉の角度や重なり方のリズムが魅力的になるように考えました。
今回かなりの時間と枚数下絵を考えたのでとても構図について勉強になったと思います。
こちらの生徒さんも水彩の方です。
植物を自然に描けるように学んでます。
この方のよくあるパターンとして下絵の段階で描かない部分が水彩で描く段階でも描けないことが多いです。
なので、下絵の段階で細部までしっかり観察して出来るだけ分からない部分が無いようにしながら進めています。
ポイントしては茎や葉、花びらなどの先端や付け根を特に観察すると良いと思います。
形を正確に描くには、「しっかり観察する目」がとても大切です。