<作り方>
1,木材をカットする。
木材の長さ(参考程度にして下さい)
※実際の物と長さが違っていたので修正しました 2020/10/29
①イーゼル左右縦の木材(1400mm)2本
②中央縦の木材(1200mm)1本
③水平の短い木材(400mm )1本
④水平の長い木材(530mm )1本
⑤絵を乗せる木材(580mm )1本
⑥絵を乗せる木材を固定する木材(140mm)2本
⑦中央奥の本体を支える木材(1235mm)1本
木材のパーツ番号
2、サンダーなどで木材の角を丸く、表面を磨き滑らかにする。
ヤスリは180~240番ぐらいのもの。
全て組み立ててからやってもいいのですがその場合、固定している部分など磨けない場所が出てきます。
3、イーゼルをボンドとビス1本で仮固定し、さらに水平を測りながら2本めのビスで固定する。
イーゼル本体パーツ ①×2、②、③、④を組みます。
水平の木材③、④は水平かどうか測りながら組み立てます。
③、④を①×2にビス1本だけで固定するとグニャグニャと動きます。
その状態で壁に立てかけて水平を測り、2本目のビスで完全に固定するといいと思います。
※ボンドが乾くと固定されるので乾かないうちにやりましょう
。
ビスでの固定に自身が無い場合は下穴をキリなどで開けておくといいです
4,イーゼルを乗せるパーツを組み立てる。
イーゼル中央部②を固定する木材⑥を挟んでみてから木材⑤と木材⑥固定する。
すき間をきっちりしすぎるとスライドさせたときに引っかかる場合があるので気持ちゆるめの方ががいいです。
ただ、ゆるすぎるとガタつので注意しましょう。
5、イーゼル中央の木材に左右対称化をしっかり測って穴をあける。
使用するネジの経がM8なのでそれが通るサイズで穴を出来るだけ真っ直ぐあける。
教室のイーゼルは穴と穴の間の長さを10cm間隔であけています。
左右がズレると最悪の場合固定するネジが入らなくなりますが多少ならば微調整で削ればどうにかなります。
ちなみにこのイーゼルの一番上の穴はこのあとチェーンを取り付ける(作り方10)と⑤、⑥パーツと干渉して使えませんでした。
6、②に開けた穴の裏側側からノブスターを通し、⑤との当たり具合を確認する。
⑤にどのくらい位置や深さで穴をあけるかを確認します。
7、⑤に板付きナット(丸座ナット、丸座金、アジェスターベース)が埋め込めるように穴をあける。
電動工具がない場合は彫刻刀などで削る必要があると思います。
多少すき間が出来ても後で接着剤で埋めるので大丈夫です。
ただ、板(台座)の部分が傾くと取り付けに不具合が出るので板(台座)の面は⑤とピッタリとなるようにしましょう。
こんな感じに取り付けるのでフィットするように穴をあける。
8、ボンドや接着剤で穴の隙間を埋めながら板付きナット(丸座ナット、丸座金、アジェスターベース)をビスで固定する。
穴を開けたら隙間があると思うので多用途接着剤を流し込んでから接着するといいと思います。
完全乾燥すればネジ穴に多少接着剤が付着してもネジを出し入れすれば余分な接着剤がとれます。
※ただし、接着後も柔軟性のあるタイプでないととれないと思います。
イーゼルDIY①にも追記しましたが、上記の板付きナットをイーゼルに埋め込むのは結構大変です。
2023年に新たにイーゼルを作ったときは「鬼目ナット」という木材に埋め込みやすいナット使用しました。
これだと下穴をドリルであけるだけなので上記のものより全然楽ですが、当然ドリルが必要になります(2023/12/31追記)
9、組み立てて問題なければ塗装する。
まだ、⑦は取り付けていませんがイーゼルを塗装します。
パーツは①~④を組んだパーツと、⑤⑥の画板を置くパーツと⑦の3つになっていると思います。
参考までに教室のイーゼルは水性ウレタンニスを使っています。
10、⑦本体を支える木材にチェーンをビスで固定する。
②と⑦の両側面にビスでチェーンをとりつけます。
ヒンジステーを使うと⑦が左右に動かなくなるのでさらに安定します。
11、イーゼルの足の裏にゴム足をビスで取り付ける。
①×2と⑦の足にビスでゴム足をつけます。
12、完成
これで完成です!
以前に講師個人のFacebookで投稿したときよりも詳しく書いみたので参考にしてみて下さい。