今回はダイソー売っていますパステル関係の物を紹介します。
<ダイソー パステル18色 基本色>
<ダイソー パステル18色 蛍光色+補助色>
<使用感>
ダイソーのパステルは非常にオススメです!
とりあえず手軽にパステルをやってみたい方にはぴったりです。
専門のパステルと比べると値段が1/10かそれ以下という驚くべき値段ですが何と普通に使えます!
塗った色を専門の物と比較してみて違いが私的には分かりませんでした。
ちょっと悔しかったです(笑)
<上段がダイソーパステルで下段が専門のパステルです。似た感じの色で比較しました(ちょっと画質が悪いですが)>
違いを感じたのは粉末にするために削ってみたときに「専門の方が粉っぽい(顔料が多そう)」で「100均のはちょっと蝋っぽい(混ぜものが多そう)」という印象ぐらいで使いやすさに素直に驚きました。
基本色セットと蛍光色+補助色セットがありますが100円なので両方買っていいでしょう。
その他パステルに必要な道具もダイソーや100均で揃えれます。
例えばこちら↓
・アク取り
この網にパステルを擦りつけると簡単に粉末状に出来ます。
画像のものは取っ手が長く邪魔なので半分に折っています。
半分にすると擦りつけるときもしっかり安定しますしコンパクトになります。
水彩などでスパッタリング(絵具つけた歯ブラシなどで網にこすりつける)の技法をするときにも使えますよ。
< ↑こんなに入って100円!(ただ、使用感はそこそこ) >
・スポンジ
パステルの粉などを画面に擦りつけるのに必要です。
専門の物と比べると100均のはかなり薄く柔らかいですがそれなりに使えます。
また、パステル専用のスポンジの1/10以下の値段でいろいろな種類が入っているものがあるのでオススメです。
あと、パステルは1つのスポンジでいろいろな色を塗ると色が混ざり濁ってしまうので出来るだけ色分けしましょう。
丸いものは全体的に擦ったり、角がある場所は細部を描いたり出来るので、なるべくいろいろな種類が入ったスポンジを選びましょう。
また、スポンジはなるべく厚めで固い物がいいです。
もちろんパステル専用のスポンジの方が固くて使いやすいです。
専門のスポンジはこんな感じです↓
・綿棒
細部を描くときなど微調整用に。
先端が尖ったものがあればそちらのほうが良いと思います。
●その他100均一で売っていない必要な物
・パステル用フキサチーフ(フィクサチーフ)
パステルは粉なので何かに触れたりすると粉が付いてしまいます。
それを定着させるのがフキサチーフ(フィクサチーフ)です。
描いたものをちゃんと保管したい場合は吹きかけましょう。
ただ、「定着させる=消せなくなる」ので制作途中で使う場合は考えて使いましょう。
・ネリゴム
パステルを始めるにはネリゴムも必要になります。
ネリゴムは画面を消すだけでなく、叩くよう使って微調整したり、鋭くして細かい部分を消すなど色々な表現が出来ます。
ただ、100円ぐらいででよく売っている白いネリゴムだと消す力が弱いので教室では緑色が特徴の「伊研 ネリゴム No.30」を自信を持ってオススメしています。
値段は200円ぐらいですが消す力が圧倒的に強く弾力性もいいのでとても使いやすいです。
私は美術予備校時代、これを初めて買ったときに「100円でこんなに違うのか!」と驚いたことを覚えています。
小さい画材コーナーだと白いネリゴムしか売ってないことがよくあるので大きめの専門店で探してみることをオススメします。
ちなみに教室では何個かストックして販売しています。
また、ネリゴムはパステル以外にもデッサンなどで使うのですがその場合は用途でわけましょう。
何故かといいますと、消したときにパステルの色がデッサンの紙についてしまうことなどがあるからです。
1つ買えば十分わけてつかえる量があるので何個も買わなくて大丈夫です。