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スズメバチ用のハチ取りと虫除け(ハッカ液)の作り方

 

今回絵とは関係なのですが毎年この時期、私のアトリエ(教室とは別の場所にあります)にスズメバチが巣作りをします。

今のアトリエを使い始めて5年目ですが基本的にスズメバチは同じ場所に巣作りをしています。

このスズメバチが毎年玄関に巣作りをして困っています。

対策として5年間ハチ取りを作っていまして効果があるので参考になればと思います。

もう一つ対策で去年から「ハッカ液」でハチ除け(虫除け)をつくっています。

こちらも効果があったので紹介します。

 

 

 


「ハチ取りの作り方」

 

写真の木にペットボトルが吊り下げてあるのが「ハチ取り」です。

ハチが好きな液を作り、ペットボトルに穴を空けて入ってきたハチが

溺れるようになっています。

ちなみにハチ以外の虫も取れます。

また、スズメバチは丸一日ボトルの中で生きていることもあるので注意しましょう。

 

 

<設置場所について>

 

スズメバチにも「通るルート」があるらしく10Mぐらい離れた場所に設置しても

取れる量が全然違います。

基本的に巣作りをする場所の近くが良いみたいです。

ただ、ボトルにハチが寄っていくるので普段通る場所や

子供が触らないように注意することも気をつけましょう。

あと、設置の時間帯はハチの活動が落ち着いている夜にするといいようです。

 


 

<必要なもの>

・ペットボトル(容量が大きければ液が多く入るので長く持ちます。)

・清酒(私は「天」か「どん」を使用しています。)

・砂糖

・酢

 

<「ハチ取り液」作り方>

清酒2:砂糖1:酢1の比率で混ぜて完成。

正確に測らなくても大体あっていれば問題なく使えました。

 



 

<「ハチ取り」の作り方>

 

①ペットボトルに溶液を入れる。(多めに入れる場合は容器の半分ぐらい)

②ペットボトルの上の方(漏斗状の形のところ)に1辺1.5~2cm程度に

「H」の形にカッターで切り込みを入れる。指を切らないように注意しましょう。

③「H」の形の切り込みの上の部分を外側に折り雨除けにする。

 下側は内側に折りハチを入りやすく、出にくくする。

④完成。あとはキャップを閉め、ヒモをつけて設置しましょう。

 

 

続いては、虫除け(ハッカ液)の作り方へ。



「虫除け(ハッカ液)」の作り方

 

ハッカ液は虫除けとして使われるのですが、ハチの巣作りの場所付近に設置したところ効果があるようでした。

コレに関しては去年から試しているのでまだ完全ではないですがやってみる価値はあると思います。

ちなみに「市販品の吊るすタイプの虫除け」の中にはハチ除けにもなるらしいという情報をネットで見て試したのですが見事にその近くに巣を作られました。

これに対してハッカ液設置後には今のところ巣作りがされていません。

 

あと、ハッカ液は肌に吹き付けも出来るらしいですが下のレシピは容器に入れて設置するのみの使用なので濃度をかなり濃く作っています。

なので体には吹き付けないほうがいいと思います。

 

 

<必要なもの>

 

・ハッカ油。(薬局などで売っていますが少量で高いです。色々調べたところ、

ガレージ・ゼロというメーカーが大容量で安く売っていました。

私は450mlを購入しましたが数年使える量です。)

・無水エタノール

・精製水(水道水でもいいみたいですが、より長く使いたい場合精製水がいいみたいです。

ちなみに私は使っています。)

・密閉容器(液を作るときに使います。)

・スポンジ(作った液を染み込ませます。)

・スポイト(写真の小さいハッカ油は一滴ずつ出ますが、大きい方には必要です。)

・設置用容器(作った液を入れます。PPボトルや小さいタッパなど。)

 




<作り方>

 

①ハッカ油 50滴:無水エタノール 10mlを密閉容器に入れてよく振って混ぜる。

②①に水か精製水を入れ、液の合計が100mlになるようにする。(測りなどで測らなくてもいいです。)

③密閉容器をまたよく振って混ぜる。

④ハッカ液完成。

⑤設置容器に穴がない場合、液の匂いが出るように適当に穴を空ける。

⑥設置用容器にスポンジを入れハッカ液を入れ浸す。あとは設置をしましょう。

 

 

設置した感じがこちら。

容器は右が小さいタッパに穴を空けたもので、

左がイソジンの空ビンに穴を空けたものです。

液が空になったら補充しましょう。

私さらにアトリエの玄関の石壁に霧吹きでハッカ液を吹きかけています。

玄関がハッカの香りでシャキッとします。

 

 

 



今回こんなに説明が長くなると思いませんでした(笑)

興味がある方はお試し頂ければと思います。